小田原から横浜への通勤っていうのを考えてみる
小田原から横浜への通勤っていうのを考えてみる
2019.4.30今日は横浜で仕事があったので、東海道線で横浜に行ってみました。
普段混んでるのかどうかはよくわからないのですが、始発なので、まぁ座れるなら普通車でもいいかなと思いましたが、そこは快適性を求めてグリーン車に。
意外と遠い横浜
新宿に住んでいたときも、横浜は正直半日がかりなのでめんどくさいなぁと思うところではありましたが、小田原から横浜は同じ県内とはいえ、だいぶ遠いですね。
特別快速という電車に乗りましたが、だいたい1時間ぐらいでしょうか。
休日なので、グリーン車の料金が平日よりちょっとお安いホリデー料金。
思ったより遠い横浜。GW中の昼間ということもあり空いてはいたものの、やはり普段電車にあまり乗らない僕からすると、だいぶ遠い。
運賃とグリーン車料金を考えると、新宿に行くのとそう大差ないな、と。
そうなるとロマンスカーで新宿に行く方が快適なんじゃないかなと思ったり、ぐっと早い新幹線で東京まで行った方が楽だよねって思ったり。
小田原からの通勤ってのを考えてみる
小田原から新幹線で都内に通勤する人は多いと聞きます。定期代は月7万以上するようですが、それを差し置いても、物価の安さ・家賃の安さ・リゾート感を考えるとアリな選択肢だと思っています。
実際、今の家は小田原駅からはバスで10分弱ですが、東京まで新幹線って考えると45分ぐらいなんですよね。
僕の地元は埼玉の川口市ってところで、東京までは20kmぐらい。電車で30分ぐらいですが、兎にも角にも満員電車。家賃の感覚としては小田原も同じぐらいな感じはします。酔っ払ってもタクシーで1万ぐらいで帰れるのが小田原とは違いますが。
話は逸れましたが、横浜に勤めていて小田原に住むっていう選択は正直ちょっと微妙なんじゃないかって思いました。タクシーで2万以上かかるようですし・・・。いっそのこと、都内の勤務の方が良いと思います。帰れなくなればホテルに泊まるのもアリだし。
が、そういう都内や横浜への「通勤」を考えられるところが小田原の良いところなんじゃないかなって思います。
JR東日本東海道線の小田原~横浜間55.1kmの所要時間は快速アクティーや特別快速で44~46分(朝通勤時間帯上り運行なし)、普通電車で約55分(朝通勤時間帯上り約65分)。
この距離にこの所要時間は残念ながら時間をかけすぎだと思います。
JR西日本神戸線(東海道・山陽線)の新快速は15分毎(朝通勤時間帯上りは8~10分毎)に運行されていて、姫路~三ノ宮間57.3kmを41分(朝通勤時間帯上りは44~46分)で結んでいます。
小田原~横浜間の距離は姫路~三ノ宮間の距離とほぼ同じ(厳密に言うと2.2km短い)なのです。
でも、JR東日本の東海道線のスピードが遅いせいで、時間的距離は小田原~横浜間>>>姫路~三ノ宮間になってしまっています。
JR東日本東海道線の最高速度は東京~戸塚間で110km/h、戸塚~小田原間で120km/hですが、JR西日本神戸線の新快速の最高速度は130km/hです。
小田原市は人口減少や街の衰退、少子高齢化が懸念されていますが、JR東日本東海道線もJR西日本神戸線の新快速のペースを見習って小田原~横浜間を40分以内で走らせれば、小田原市に新住民、若い人、横浜への通勤者が増え、垢抜けた常住者、知的な常住者も増え、現在の小田原が抱えている問題が一気に解消されると思います。