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問い合わせフォームの不具合の話

先日、お客様から別のお客様をご紹介いただいたようなのですが、問い合わせフォームがエラーで送れなかったって言われたんです。連絡先を教えてくれていたのかメールをいただき無事なんとか、というITを生業にしているのに情けない話。
お問い合わせフォームってホームページの大事な窓口なんですけど、自分では使わない(問い合わせしない)のでなかなか気づかないんです。毎日数百件問い合わせが来るっていう大きな会社とかなら気づくと思いますけど、うちなんかじゃたまに問い合わせ、だいたい迷惑売り込みメールって感じなので、あんまり気づかない。。。

何でこんなことが起きるのかって言うと、ホームページのベースの部分ってしょっちゅういじるわけじゃないので、WordPressやプラグインのアップデートの影響がだいたいの原因なんですよね。WordPressの場合、ベースの言語PHPのバージョンも定期的に上げたりしないといけないので、そういうのが複雑に絡んできて、気づかないうちに不具合吐いてるっていうのが多いです。

どうやって解決するのか

WordPressにログインできる状態だったら、まずはログインしてWordPressのアップデートが必要だったりするか、プラグインをアップデートすれば解決するかのチェック。
それでもダメなら一旦プラグインを1個ずつオフにしていく。もしくは全オフにして1個ずつ確認しながらオンにしていく。だいたいこのあたりで解決できます。
じゃあオンにしたらダメなプラグインはどうするのか。それはもう諦めるか、代替品を探すか、ですね。英語が得意な人なら制作者に問い合わせてみれば解決するかもしれません。有料のプラグインの場合はサポートがしっかりしていることも多いので、翻訳サイト使いながらでも問い合わせてみると良いと思います。僕も高校時代英語科だったくせに全然わからないので翻訳サイト使いつつ問い合わせたりしています。英語があまり得意じゃないって言っておけば優しい文面で送ってくれます。

不具合が起きるぐらいならアップデートしなければ良い

それもある意味正解ではあるんですが、今度はセキュリティ面での不安が起きます。問い合わせができないぐらいなんて言ったら怒られちゃいますが、過去の問い合わせなど個人情報などが盗まれちゃう方がよっぽど怖いですからね。定期的なメンテナンスは必ず必要です。

保守って何もしてないのに何でお金払わないといけないの

これたまに言ってくる人いるんですよね。ホームページができればいいからメンテナンスなんか要らないし、保守費用なんて払いたくないって人も。別にそれ自体は構わないんですが、我々のようなプロのホームページでも起きるので、保守って大事なんですよ。我々は自前で直せますけど。銀行とかもよくトラブル起きてますけど、保守を疎かにしている場合が多いです。何かあったときのための保険のようなものではありますが、WordPressで作ったサイトについては保守のご依頼をおすすめしています。車の保険だって事故にあってから保険に入るなんてできないのと同じです。

何もしていないように見られるんですけど、WordPressのアップデートしたり、PHPのアップデートしたり、プラグインのアップデートしたり、スパム対策したり、結構してるんですよね。トラブルに気づいたら直したり。お客様にご報告する必要があるほどのものであればご報告もしますが、そうでもないものも結構あるので、ちゃちゃっと直せるものは黙って直しちゃってます。まぁ何もしてないんだから金払いたくないって言われるぐらいだったら恩着せがましく何をしたって送ったほうが良いのかもしれませんけどね。専門的な話になるので、「あ、そうですか。」で終わることの方が多いかなって思って黙ってるんですけど。