【小田原での生活】小田原と東京を行ったり来たり
【小田原での生活】小田原と東京を行ったり来たり
2019.5.11東京に登記している会社が1個あるもんで、小田原と東京を行ったり来たりしていますが、小田原駅からちょっと離れたところに住んでいながら車を持っていないので、電車で行ったり、レンタカーで行ったり、なんやかんや。
東京にいた頃からカーシェアのサービスをいくつか使っていたので、小田原駅付近はカーシェアの車両も多くて、意外と車持ってなくても暮らしていけるなーと思ってるこの頃。タイムズのカーシェアを一番使ってますが、駐車場代もガソリン代もメンテナンスフィーも保険料も車検代もかからないので、必要なときに駅まで行ってカーシェアってのが一番効率良さそうって思っています。
まぁそうは言っても、バスに乗ったりするのでバスの時間に合わせて動かないといけないとかはあるんですが、今の家は伊豆箱根バスの久野車庫から近く、下宿と下宿南のバスが使えるので、1時間に5~6本バスが来るし、タクシー乗ったとしても1,000円ぐらい、自転車でも10分あれば小田原駅まで行けるので、全然車がなくても不便してないです。
そんな小田原の郊外で車なし生活をしている僕が小田原と東京を行ったり来たりするのに使う交通手段を比較してみました。
僕は用事の内容によって使い分けをしていますが、逆に東京から小田原に来る方の参考になれば、と。
東京~小田原の交通手段
・東海道新幹線
・JR東海道線
・小田急小田原線(ロマンスカー)
・車(小田原厚木道路経由)
・車(東名高速道路大井松田IC経由)
だいたいこんな感じでしょうか。
とにかく早い新幹線
なんと行っても早いのは新幹線。急いでいたり、遅れたくない予定がある場合は、新幹線を使います。
所要時間:34分
普通車自由席:3,220円
なんですが、私、JR東海のエクスプレス予約の会員なもんで、いつもグリーン車で行っております。たった400円プラスするだけでグリーン車に乗れちゃいます。空いてるし、快適です。たった30分とはいえ、隣の人が気にならない空間で、仕事したり読書したりできるので快適です。
それに、なにより新幹線には喫煙ルームがありますからね。30分ぐらい我慢しろって話ではありますが、吸えないって思うと吸いたくなるのが中毒と言われる所以ですな。
新宿・渋谷に行くなら絶対ロマンスカー
東京駅・品川駅までという場合は新幹線が早いのですが、新宿・渋谷方面となるとちょっと事情が変わってきます。
僕は会社が新宿の近くだったり、前の家が新宿御苑の近くだったこともあり、新宿方面に行くことが多いので、ロマンスカーでの移動が一番多いです。
所要時間:1時間~1時間30分(どの種別に乗るか、何時に乗るかによる)
料金:1,770円
一番良いところは新宿まで座って快適に行けるところですが、難点がいくつかあります。
1.外国人観光客でいっぱいのときがある
2.車内が駅弁のニオイでいっぱいのときがある
3.観光シーズンは思い通りに予約が取れないことも
4.小田急はすぐ止まる!
4が特に気になるところ。
でもなんだかんだロマンスカーは快適です。新宿~小田原ノンストップの「スーパーはこね」もあります。
とにかく安く行きたいなら在来線
もちろん在来線でも東京~小田原は乗換なしで移動できます。
JR湘南新宿ライン(新宿~小田原):約1時間30分 1,490円
JR東海道線(東京~小田原):約1時間20分 1,490円
小田急小田原線(新宿~小田原、急行):約1時間30分 880円
だいたい1時間半ぐらいなので、長時間の電車が苦じゃない人には良いかもしれません。1時間半って考えると全然通勤圏ですよね。しかも始発がいっぱいあるし座れる。その上、家賃も安くて物価も安い。素晴らしいところ。
車で東京~小田原を往復するなら?
僕はカーシェアを契約していますが、どのくらい乗るかによってレンタカーを使ったりカーシェアを使ったりしています。
例えば夜、荷物を取りに行くとかそのくらいのことだったらカーシェアが安くて良いです。
たとえばタイムズのカーシェアの場合・・・
6時間パック:4,020円
高速代(小田原東~霞が関):2,330円~3,300円
高速代(大井松田~霞が関):2,260円~3,190円
ガソリン代:無料
これがレンタカーの場合・・・
レンタカー代:4,000円~5,000円(一般的なものを24時間として)
高速代(小田原東~霞が関):2,330円~3,300円
高速代(大井松田~霞が関):2,260円~3,190円
ガソリン代:1,000円~2,000円(実費)
ガソリン代がかからない分、カーシェアが安いです。あとはレンタカーの営業所は20時ぐらいまでの営業ですが、カーシェアは24時間出発も返却もできるので、便利です。夜なら空いてるし、安いし、カーシェアが良いです。
日中、6時間を超える場合は距離加算が出るので、レンタカーの方が安い場合が出てきます。東京~小田原はだいたい80kmぐらいなので、往復で160km。タイムズの場合、1km16円なので、2,560円ぐらいかかります。そうするとガソリン代払った方が安くなります。
ただし、レイトパックなどを使うと24時から朝9時までで2,060円と破格なので、上手く使い分けるとお得に移動できます。
ということで、車を使う場合はどのくらいの時間使うか、何時に乗るかによって、カーシェアか、レンタカーか、を選択するのが良いと思います。
コンパクトカー以外の車を借りようと思った時、レンタカーだと1万円ぐらいかかりますが、カーシェアは同じ料金なので、そうなるとカーシェアが圧倒的に安くなります。
遠い?近い?小田原~東京
正直、毎日往復しようって気力はないんですが、週に1~2回ならいいかなぁという気持ち。
いつの間にこんなにぐうたらになったんだろうと思ってしまいます。
若い頃は川口の実家から都内まで毎日1時間ぐらい満員電車で通勤してたし、高校時代も満員バスと満員電車で川口から池袋まで通ってたので、満員電車には慣れてはいるものの、年とともに満員電車がイヤになりすぎて、結局東京を離れる決断をしてだいたい半月。今のところ、小田原を満喫しています。
せっかく小田原に腰を据えて仕事をしようと思ったところなので、商工会に入ってみることにしました。
どこかでお会いしたらよろしくお願いします。
残念ながら、JR東日本と小田急の通勤電車はスピードが遅すぎます(以下の所要時間より)。
JR東日本東海道線 小田原~東京間83.9kmの所要時間
・普通電車で約85分(朝通勤時上りは約95分)
・快速アクティーで72~76分(朝通勤時間帯上り運行なし)
・通勤快速で72~75分(夜下りのみの運行)
JR東日本湘南新宿ライン 小田原~新宿間約85kmの所要時間
・快速(東海道線内各駅停車)で約90分(朝通勤時間帯上り約100分)
・特別快速(朝夜通勤時間帯の運行なし)で約75分
小田急小田原線 小田原~新宿間82.5kmの所要時間
・平日のロマンスカー(さがみ、はこね、モーニングウェイ、ホームウェイ)で70~85分
・快速急行・急行で約90分(朝通勤時上り約100分)
小田急は2018年3月の複々線化完成に際して、1948年に掲げた「新宿~小田原間60分切り」という目標を70年という年月を経て達成したとはいえ、達成したのは土休日の観光用ロマンスカー「スーパーはこね」の一部列車のみで、通勤通学やビジネスでスピードが要求される平日のロマンスカー(さがみ、はこね、モーニングウェイ、ホームウェイ)は依然として、上に挙げた所要時間がかかっています。
電車にスピードを求めているのは土休日の観光客ではなく、平日の通勤通学客とビジネスパーソンなのです。
小田急のスピードアップはここで終わってしまっていては、小田急の自己満足で終わってしまいます(そして、平日のロマンスカーは特急料金を要するのに所要時間がかかりすぎる「高くて遅い特急」になってしまいます)。
JR西日本の神戸線(東海道・山陽線)の新快速は普通乗車券だけで乗れて姫路~大阪間87.9km(←小田原~東京・新宿間より少し長い)を62分・毎時4本運行(朝通勤時間帯上りは68~72分・毎時6~8本運行)で結んでいます。
そのため、実距離は小田原~東京・新宿間≒姫路~大阪間ですが、時間的・精神的距離は小田原~東京・新宿間>>>>>>姫路~大阪間となってしまっています。
そのため、世間では以下のようなことが起こっています。
・姫路から大阪へは在来線でも苦労なく通勤通学できるが、小田原から東京へは在来線での通勤通学は在来線ではキツく、もはや新幹線通勤エリアとみなされている
・小田原~東京間の距離は相生~大阪間(108.6km)や米原~大阪間(110.5km)と同じくらいの距離と錯覚している人が少なくない(所要時間が約85分のため)
・姫路~大阪間の距離は平塚~東京間(63.8km)と同じくらいの距離と錯覚している人が少なくない(所要時間が約60分のため)
小田原から東京都心のターミナル駅までの所要時間を以下のように短縮するべきです。
JR東日本東海道線 小田原~東京間83.9km
・普通電車で75分以内
・快速アクティーで60分以内
・通勤快速で60分以内
JR東日本湘南新宿ライン 小田原~新宿間約85km
・快速(東海道線内各駅停車)で75分以内
・特別快速で60分以内
小田急小田原線 小田原~新宿間82.5km
・平日のロマンスカー(さがみ、はこね、モーニングウェイ、ホームウェイ)で60分以内
・快速急行・急行で75分以内
また、東海道線に並行して小田原~茅ヶ崎~藤沢~東戸塚~羽沢~鶴見~浜川崎~東京貨物ターミナル~浜松町の東海道貨物線がありますが、この東海道貨物線は朝通勤時間帯でも閑散ダイヤで(並行する東海道線が約3分に1本の過密ダイヤであるにもかかわらず)、1990年代に東海道貨物線上の茅ヶ崎と藤沢に作ったライナーホームは平日に上下計9本/日の通勤ライナーが停まるのみで土休日の停車はゼロ、という非常に勿体無い使われ方をしています。
そこで、この東海道貨物線を旅客線としてフル活用して、輸送容量を増やし、通勤電車の混雑緩和とスピードアップを図ってほしいと思います。
小田原市は以下のような問題を抱えています。
・首都圏の人が住むための街として不人気
・新住民が少ない
・若い人、特に優秀層(高学歴層など)が東京23区や川崎・横浜などの首都圏大都市部の職場や学校に就職・進学すると地元から通勤通学せずに地元から出て行ってしまい、地元には首都圏大都市部を知らない井の中の蛙な田舎の非優秀層と高齢者ばかりが出し殻的に残って常住してしまっている(小田原を中心とする足柄平野は「出し殻平野」と揶揄されている)
・人口減少、少子高齢化、街・地域の衰退
・トレンドや世事といったものに疎い人が多く、時代遅れ・流行遅れの人が多い
・小ぎれいな人、知的な人、美的感覚・ファッションセンスなどの外見的なものの良い人が少ない
となっています。
在来線(JR東日本東海道線や小田急小田原線)の通勤電車がスピードアップして、小田原が東京都心部へ安く短時間で通勤通学できるようになれば、これらの問題が一気に解消され、小田原は東京23区や川崎・横浜市内などの首都圏大都市部への通勤通学者、新住民、若い人(特に優秀層)、小ぎれいで知的な人、外見的なもの(美的感覚・ファッションセンス等)の良い人が増え、革新的・先進的な街に変わり、活気が出ると思います。